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無肥料で畑をやれば無農薬はあたりまえ。 人間が肥料で育てるのではなく、自然の微生物が育ててくれる美味しいイチゴ。 茨城県笠間市「Kamos」の様子をお届けします。
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さてさて、
「花は咲けども実がならない」12月~1月が過ぎ、
1月の後半くらいから、やっとやっと、それなりの数が収穫できるようになりました。




味も、僕が求めている「自然な美味しさ」です。
白いうちに食べても、まずさが全くない!




今は、タイミング良くお会いできた方から、順に味見していただいています。
興味のある方、茨城町方面にお出かけの予定がある方、ぜひご連絡ください。

晴空農園 (微生物のお世話係)横山慎一 
080-4332-8770
haresora33gm
@gmail.com


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イチゴハウス、花が咲き誇ってます。
12月始めくらいからちょこちょこ咲き始め、クリスマスくらいには一株あたり5つ以上咲いてきてたので、今頃はたっぷりイチゴにありつけてるはずでした。

でも、最初の1か月間の花は、ほとんど実になりませんでした。





こんなかんじに、花の中心、めしべの部分が黒くなってしまいました。
いろんな方に話を聞いたところ、原因は2つ考えられるそうです。

①寒さ
12月中旬、ちょうど最初の花が咲き始めた頃は、
ハウスの中でマイナス2度を超えるような猛烈な寒さでした。
それによって、実がやられてしまったのかも。

②ミツバチの働き過ぎ
ミツバチの数は標準的な数のはずなのですが、
最初は花が少なかったせいか、蜜を吸い過ぎて黒くしてしまった。

まだ決定的な証拠はないのですが、
がんばってくれてるだけに、ミツバチのせいにはしたくないところです。
何かご存知の方、ぜひコメントください。


そんな、実を待って待って待ちくたびれる1月でしたが、
最近はやっと実がなってきました!

長くなるので、詳細は後日。お楽しみに。
一般的には、イチゴの順調な生育に必要な最低気温は7度以上だそうです。
だから、暖房を焚いて、夜から朝にかけてハウス内を暖めます。


昨年の時点で、「ひとまず暖房なしでやってみます」と言ったら
群馬の親方を始め周囲からは、「アホか」と言われました。

でも、大丈夫という根拠のない確信があったので、
今年、実際にやって確かめてみました。


結果、、、


まだ12月上旬なのに、うちのハウスは0度(泣)

そのときの外気温はマイナス8度(号泣)

僕の畑は、思ってたより相当寒いようです。。。



でも!イチゴは元気。
めちゃくちゃ寒いはずなのに、毎朝、元気に葉水を上げています。
(普通、0度近くまで行くと、生育が止まって葉水がなくなるらしい)


元気の原因は、
①うちの無肥料の環境では根の伸びが格段にいい
②うちの発酵した土が根を温めている
と考えられます。

そこで、イチゴにさらに元気になってもらうために、
クラウン(イチゴの葉が出てくる膨らんだところ)を土で覆って温めることを思いつきました。

実は、根元を土で覆うことは、人参や大根では普通に行われていることなのですが、
イチゴでは土に触れたところから病気になるという考え方があるため、土で覆わないのが常識のようです。
(でも、うちのイチゴは病気になるようなヤワな育て方をしていないので大丈夫、と信じてます。)


さっそく、クラウンを土で覆って温度計で測ったら、
朝6時の0度のハウス内でも7度ある!凄い!

これで厳しい寒さを乗り切れるかどうか、今後の展開にご注目ください。

イチゴに、チラホラ、花が咲いてきました。



この調子だと、1月中旬くらいには、完熟した実が食べられそう。
ハウスに着いて一週間、ずっとスタンバイしている蜂たちも、仕事ができて嬉しそうです。
ハウスにミツバチが届きました。
これから5月まで、ミツバチはイチゴの受粉のために活躍してくれます。

ハチの数は約6000匹。
晴空農園の社員数が大幅にアップしましたね。

その社員(ミツバチ)に気分良く働いてもらうために、僕は神様的な役割をしなくてはいけません。
というのも、ハチの社会には秩序があるため、手を出し過ぎても、出さな過ぎてもダメで、いい感じでハチの世界が回るようにしなきゃいけないのです。

まずは神様からのプレゼントとして、
ハチのエサの砂糖水に、奮発して、スプーン印の砂糖を買ってきました。
(ちなみに、うちの台所ではカップ印・・・)

きっと、気持ちが伝わることでしょう。



イチゴの定植から2ヶ月。
前半の1ヶ月は、赤かったり、葉っぱが枯れてきたり、
つまり、栄養をもらえないから紅葉してたのですが、
後半の1ヶ月は、すっかり元気になりました。



といっても、こんなふうに元気なのはハウスの半分くらい。
残りは、あいかわらず赤かったり葉っぱが少なかったり。

でも、一部が良くなってきたということは、
残りの部分も遅かれ早かれ良くなるということでしょう。

写真を取り損ねたけど、花芽もチラホラ出てきました。


そして、最高のタイミングで、明日、ハチが到着します。
ハチについて、いろいろ書きたいことがあるけど、また後日。
イチゴにマルチをかぶせました。

笠間で「たんじゅん農法」をやってるOさんに手伝ってもらって、
2人で一日がかり。

これで、イチゴがさらにぬくぬくに。
着々と、イチゴに春だと思わせる作戦が進んでます。

雑草とか表面に散らばってたチップなどが包み隠されて、
キレイになったので気分も上々。





下の写真は調子のいいエリアなのだけど、
葉っぱが緑で数も出ていて、
千葉の大久保親方のところと比べても遜色ないかんじ。

さあ、あとは、
花芽が出る⇒イチゴの実がじゃんじゃん
をイメージして忘れるだけ!


今日のイチゴの様子。少しだけ拡大した写真を。




こちらはハウスの端の畝。なぜか、端の畝のほうが元気。緑が濃い。
そういえば、真ん中の畝の4列でも、右と左の外側の列から元気になった。なぜだろう?
(千葉の親方の大久保さんのところでも、毎年そうらしい。)



あらためまして、横山です。

茨城県のど真ん中、茨城町というところで、イチゴ農家を始めました。
農園の名前は『晴空農園』、以後よろしく!!


今日から、このブログ、畑の様子をメインに書いていきます。

まずは10月はじめに植えたイチゴと、今の様子を。


植えた直後 10/1



一ヶ月後の11/5



ぱっと見、1月前の方が元気に見えなくもないけど、気のせいです!


実は、植えた次の日には、イチゴが真っ赤に紅葉してしまい、
(イチゴは栄養が足りないと、葉っぱが赤くなっていきます。)

「栄養がねーよ!枯れるぞ、ゴラッ!」
と、
ハウスに行く度に、
2000株のイチゴから一斉に責められてる気分でした。


それから1ヶ月、、、
1週間前くらいから、やっと緑が戻ってきました。

どうやら、自分で吸える栄養がない畑で生きていく術を、悟ったようです。

そのあたりの経緯を、
明日からは、もう少し詳しく書いていきます。

年末くらいには、イチゴが収穫できる予定。お楽しみに。

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プロフィール
HN:
しん(晴空)
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1976/03/15
自己紹介:
2012年からイチゴ農家を始めました。

肥料を使わずに微生物に美味しいイチゴを育ててもらう。そのために、日々微生物のお世話をしています。


●音楽
「ロマンチ楽団」というバンドで歌ってます。
ギターヴォーカル、ベース、パーカッションの3人組。

●演劇
地元日立の劇団「ワンズフィル」で、
「ジョンマン 次郎」という芸名(?)で活動中。でした。。。


●料理
コストパフォーマンス最重視「あーら簡単、
ぶったまクッキング」
を不定期更新中。
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