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無肥料で畑をやれば無農薬はあたりまえ。 人間が肥料で育てるのではなく、自然の微生物が育ててくれる美味しいイチゴ。 茨城県笠間市「Kamos」の様子をお届けします。
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一般的には、イチゴの順調な生育に必要な最低気温は7度以上だそうです。
だから、暖房を焚いて、夜から朝にかけてハウス内を暖めます。


昨年の時点で、「ひとまず暖房なしでやってみます」と言ったら
群馬の親方を始め周囲からは、「アホか」と言われました。

でも、大丈夫という根拠のない確信があったので、
今年、実際にやって確かめてみました。


結果、、、


まだ12月上旬なのに、うちのハウスは0度(泣)

そのときの外気温はマイナス8度(号泣)

僕の畑は、思ってたより相当寒いようです。。。



でも!イチゴは元気。
めちゃくちゃ寒いはずなのに、毎朝、元気に葉水を上げています。
(普通、0度近くまで行くと、生育が止まって葉水がなくなるらしい)


元気の原因は、
①うちの無肥料の環境では根の伸びが格段にいい
②うちの発酵した土が根を温めている
と考えられます。

そこで、イチゴにさらに元気になってもらうために、
クラウン(イチゴの葉が出てくる膨らんだところ)を土で覆って温めることを思いつきました。

実は、根元を土で覆うことは、人参や大根では普通に行われていることなのですが、
イチゴでは土に触れたところから病気になるという考え方があるため、土で覆わないのが常識のようです。
(でも、うちのイチゴは病気になるようなヤワな育て方をしていないので大丈夫、と信じてます。)


さっそく、クラウンを土で覆って温度計で測ったら、
朝6時の0度のハウス内でも7度ある!凄い!

これで厳しい寒さを乗り切れるかどうか、今後の展開にご注目ください。

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» 無題
のりきれるんじゃないでしょうか 去年いただいたいちご苗は冬の寒さを露地でなんもしないでのりきっちゃいました 実はさえなかったですがランナーはバンバンでましたけど・・・・ いいんだか悪いんだか(笑)
ゴンベ 2012/12/15(Sat)23:30:35 編集
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プロフィール
HN:
しん(晴空)
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1976/03/15
自己紹介:
2012年からイチゴ農家を始めました。

肥料を使わずに微生物に美味しいイチゴを育ててもらう。そのために、日々微生物のお世話をしています。


●音楽
「ロマンチ楽団」というバンドで歌ってます。
ギターヴォーカル、ベース、パーカッションの3人組。

●演劇
地元日立の劇団「ワンズフィル」で、
「ジョンマン 次郎」という芸名(?)で活動中。でした。。。


●料理
コストパフォーマンス最重視「あーら簡単、
ぶったまクッキング」
を不定期更新中。
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